理念・文化の隔たりや、
意識の違いを解消したい
設計して浸透まで伴走 アイディーエイ
- 柔軟なプロセス設計
- ブランドステートメント作成
- 視覚化による浸透と外部発信
アップ・セットは、大阪・吹田市を拠点に中小企業のブランディング・リブランディングを手がけ、インナーブランディングを支援する企業です。
本記事ではアップ・セットの特徴や支援事例などをまとめているので、比較・検討にご活用ください。
アップ・セットのインナーブランディングは、いきなり社内向けの施策から始めるのではなく、「土台づくり」で策定した企業の共通言語(ブランドコンセプト)をもとに社内全体の意識統一を図るという順序で進むのが特徴です。
同社が言う共通言語とは、企業理念や想い、強み、歴史といったその企業にしかない要素を掘り下げて抽出した「ブランドエッセンス」を、分かりやすく言語化したものを指します。同社は「社内の意思統一 × 情報発信の統一化 = ゆるぎないブランディング」という考え方を掲げ、社内に向ける言葉と社外に発信する言葉を同じ軸から生み出すアプローチを取っています。
抽出したエッセンスは、ロゴに添えるタグライン(企業の提供価値を一言で表した言葉)やWebサイトのキャッチコピー、採用コンセプトへと展開されます。言葉を「決める」だけで終わらせず、社員が日常的に目にするツールに落とし込むことで、共通言語を実体のあるものにしていく進め方です。
同社はインナーブランディングを「社員様に対して、企業の目指す方向性や理念などを浸透させる啓蒙活動」と定義し、その流れを4つのステップとして明示しています。土台づくりのあと、社内浸透活動のスケジュール作成 → 社内報作成チームの編成 → 社内の情報収集・社内報作成と進み、WebサイトやSNSでの情報発信へつながる構成です。
特徴的なのは、浸透の手段として社内報と、それを担う社内チームの組成を具体的に組み込んでいる点です。研修やワークショップで理念を伝える形ではなく、社員自身が自社の情報を集めて社内報という形にまとめる過程を通じて、理念に触れる機会を継続的につくる設計になっています。
共通言語をつくるプロセスは、社長へのヒアリングと社員を交えたディスカッションの二段構えで進みます。ヒアリングで現状の課題を把握したうえで社長・従業員とディスカッションを行い、そこから「御社の言葉」をピックアップ。再度、社長・従業員とディスカッションを重ねて共通言語を決定するという流れです。
同社は「社長様の思いだけで走るのではなく、社員全員で“わが社の思い”を共有していくことが大切」とし、経営者と現場の双方の言葉を突き合わせたうえで第三者目線でブランドづくりをサポートする立場を取っています。
2004年の創業以来、累計500社以上の経営をサポートしてきた実績がある点も、注目したいポイントです。
アップ・セットの公式HPでは、社内での運用実態や社員の行動変化まで確認できるインナーブランディング単体の事例は公開されていません。ここでは、同社の起点である「ブランドエッセンスの抽出と共通言語づくり」がどのように行われたかが分かる企業ブランディングの事例を紹介します。
アップ・セットはWebサイトのリニューアルのタイミングでヒアリングを実施し、その企業「らしさ」を表す言葉を探っていきました。
ヒアリングで軸となったのは、「人の成長なくして、企業の成長なし」という社長の考えです。居心地の良い職場づくりを積極的に行っているという情熱が伝わり、たくさんのキーワードが引き出されています。
抽出したキーワードをもとに共通言語をつくり、Webサイトのキャッチコピーと採用ページの採用コンセプトという2つの形で言葉を活かしました。
完成した採用ページは栄電気らしさが溢れる内容となり、採用にもつながっているとのことです。社長の理念という社内にあった言葉が、そのまま対外的な発信と人材採用の軸になった事例といえます。
マイスターは、摂津市で建物の大規模修繕・再生を手がける建築会社です。建物を価値ある資産へと進化させることを使命に、実績を重ねてきました。
ヒアリングを通して見えてきたのは、「意外性」というキーワード。社屋2階のフロアでは、ミーティングや社員同士のコミュニケーションが行われ、休憩や談笑、真剣な会議など、社員がそれぞれのスタイルで過ごしている様子が見られました。
さらにスタッフへのインタビューでは、「ある意味自由な会社」という声が。仕事を任される裁量が大きく、自分で考えて判断できる環境が、仕事のやりがいにもつながっていることが分かりました。
こうした社内の声から、アップ・セットはマイスターの「意外性」を採用コンセプトとして設定。「工事会社らしくない工事会社」を目指す姿勢も、マイスターらしさの一つとして打ち出しました。
さらに、採用コンセプトを発信する企業PR動画も制作。経営者が考える「会社らしさ」ではなく、現場で働く社員の言葉から企業の魅力を掘り起こした事例だといえます。
栄電気やマイスターの事例に見られるように、社内で見つけた言葉をキャッチコピーや採用コンセプトへ一貫して展開できる点がアップ・セットの強みです。
まずは社内でバラバラになっている考え方を一つの言葉にまとめたい企業、言語化からWeb・採用ツールの制作、その後の運用までを一社に任せたい中小企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。
当メディアでは、アップ・セットのほかにもインナーブランディングを支援するコンサルティング会社を紹介しています。コンサル導入を検討している方は、ぜひ他社の特徴や事例もあわせてご覧ください。
| 会社名 | アップ・セット株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府吹田市広芝町10-8 江坂董友ビル |
| 設立 | 2004年4月5日 |
| 電話番号 | 公式HPに記載なし |
| URL | https://upset.co.jp/ |