TOPPAN(旧:凸版印刷)

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凸版印刷は2023年に持株会社体制へ移行。ブランドコンサルティングを含む事業を承継した事業会社の商号は「TOPPAN」となっています。

本記事ではTOPPANの特徴や支援事例などをまとめているので、比較・検討にご活用ください。

TOPPAN公式HPキャプチャ画像
引用元:TOPPAN公式HP
https://www.toppan.com/ja/joho/branding/

TOPPANの
インナーブランディングの特徴

約50年のブランド戦略知見を基に
課題に合わせてプロセスを設計

TOPPANのブランド戦略チームは、約50年にわたって企業のブランドづくりを支援してきた知見を持つ組織です。同社は「ともに考え、ともにつくる」を掲げ、決まった型を当てはめるのではなく、企業ごとに異なる課題からプロジェクトそのものを組み立てる姿勢を打ち出しています。

たとえば新しくブランドを立ち上げたい企業と、既存ブランドを立て直したい企業とでは、必要な工程がまったく異なります。まず自社のブランド課題がどこにあるのかを明らかにし、解決策を導き出すプロセス自体をクライアントと共有していく点が特徴です。

社内の合意形成や上申の実務まで
踏み込んで支援する

インナーブランディングでつまずきやすいのは、施策そのものより社内をどう動かすかという部分です。TOPPANは答えを提示して終わりにせず、ブランドを社内へ根づかせるまでの運営面も支えると明言しています。

具体的には、社員や役員の意見をまとめて合意形成を図る、上申に必要な資料を作成するといった社内調整の実務までを担当。理念やビジョンを決裁ラインに通し、全社の取り組みとして走らせる段階でつまずきがちな企業にとって、実務的な支えとなる部分です。

ポスター・映像・年史など、
浸透ツールを自社機能で実装可能

TOPPANはブランドコンサルティング専業ではなく、映像・Web・グラフィックの専門チームを社内に抱える総合的な情報コミュニケーション企業です。策定した理念を「社員に届く形」にするところまで、社内の制作機能を使って一貫対応しています。

具体的には、ポスター、拠点向けの映像、社史・年史など、社員が実際に手に取ったり目にしたりするアウトプットを実施。制作機能を内に持つ同社ならではの強みといえるでしょう。

TOPPANの
インナーブランディング
コンサル事例

80年の歴史が詰まった社史で
理念浸透と社内対話を促す|
東京応化工業

TOPPAN事例画像
引用元:TOPPAN公式HP
https://www.toppan.com/ja/joho/gainfo/creativestory/cs27/

「成功も失敗も包み隠さず」
社員が読む社史をつくる

東京応化工業は1940年設立の化学メーカーで、半導体・液晶分野を主力に米国・オランダ・台湾・中国・韓国などへ拠点を広げています。同社は設立80周年の節目にあたり、2018年4月から2020年12月にかけて80年の歴史を紡いだ社史を完成させました。

TOPPANは書籍担当・映像担当のディレクター2名を立て、クライアント側の編纂室メンバー3名と協働する体制を敷いています。成功も失敗も包み隠さず掲載するという方針に基づき、営業・人事・総務・海外経験者・開発者など各分野の経験者をメンバーに配置することで、多面的に歴史を拾い上げました。

構成面でも社員が手に取ることを前提に設計されており、親会社・子会社という2つの視点から80年を立体的に描く本編に加え、資料編と海外編を整備。画像・図表を多用し、技術内容も分かりやすくリライトしています。

書籍・映像・アーカイブを束ね、
国内外の全拠点へ歴史を届ける

80周年式典に向けた記念映像も並行して制作し、国内外の拠点へ配布することで、社史の学習とビジョン共有を同時に実現しました。言語や勤務地が異なる社員にも、同じ物語を届ける設計です。

さらに年史制作と並行して、貴重な資料のデジタル化と保管・管理を進めるアーカイブ業務も継続。国内・海外の全拠点をつなぐ統合システム構想へと発展しています。

年史は2020年12月末に予定どおり発刊。波及効果として「理念や哲学の浸透」「社員コミュニケーションの活性化」が挙げられています。周年という節目を、社内に向けたブランディングの機会として活かした事例です。

創業150周年を機に
企業理念を刷新|品川リフラ

TOPPAN事例画像
引用元:TOPPAN公式HP
https://www.toppan.com/ja/joho/branding/works/vetf2g000000005x.html

社長インタビューと従業員調査から
自社のDNAを言語化する

品川リフラは、明治時代から産業基盤を支えてきた総合セラミックスメーカーです。耐火物にとどまらず断熱材・先端機材・エンジニアリングへ事業を広げている姿勢を示すため、創業150周年を迎えた2025年10月に「品川リフラクトリーズ」から現社名へ変更しました。TOPPANはこの150周年プロジェクトを総合的に支援しています。

プロジェクトは社長へのインタビュー、従業員ワークショップ、従業員意識調査から着手されました。そこで抽出した情報をもとに同社ならではのDNAと理想とする企業像を明確化し、周年スローガン「150年、熱中」と周年ロゴを開発。

スローガンには、文明開化期にガス灯を灯すため民間で初めて耐火れんが事業を始めた原点から、形を変えて燃え続ける「熱」を未来へつなぐという意味が込められました。周年ロゴは、さまざまな色の耐火れんがが合わさって地球を築くデザインで、従業員一人ひとりが自社の歴史と社会的な役割に誇りを持てるよう意図されています。

ワークショップの段階的な波及で
理念の「自分ごと化」を進める

同社は今後の事業展開の指針となる新・企業理念も策定しました。現場の従業員が企業理念を身近に感じられるポスターを制作するとともに、経営層向けのワークショップを開催。参加した経営層は自部門で同様のワークショップを実施する設計を取りました。トップから現場へ段階的に対話の場を広げることで、全従業員の企業理念の自分ごと化を目指しています。

TOPPANは理念を再定義し、
社内へ浸透させたい企業に
適している

総合的な情報コミュニケーション企業として、ポスター・映像・年史といった浸透ツールの制作までを自社機能でまかなえる点が大きな特徴といえます。東京応化工業では80年史と記念映像を国内外の拠点へ届けて理念浸透と社内対話を促し、品川リフラでは経営層から各部門へワークショップを連鎖させて理念の自分ごと化を進めました。

周年や社名変更、CI刷新といった節目を機に理念を再定義したい企業、策定した理念を社内へ届く形にして浸透させたい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。

当メディアでは、TOPPANのほかにもインナーブランディングを支援するコンサルティング会社を紹介しています。コンサル導入を検討している方は、ぜひ他社の特徴や事例もあわせてご覧ください。

TOPPANの会社概要

会社名TOPPAN株式会社
所在地本店:東京都台東区台東1-5-1
本社事務所:東京都文京区水道1-3-3
設立2023年3月1日
電話番号03-3835-5111
URLhttps://www.holdings.toppan.com/ja/about-us/overview.html
状況別インナーブランディングコンサル会社3選
例えばこんな状況
M&Aやグループ統合で生じた
理念・文化の隔たりや、
意識の違いを解消したい
バラバラな組織に「共通基準」
設計して浸透まで伴走
アイディーエイ
主な支援内容
  • 柔軟なプロセス設計
  • ブランドステートメント作成
  • 視覚化による浸透と外部発信
例えばこんな状況
周年・記念イベントにおいて
社内に一体感を持たせ、
ロイヤルティを高めたい
記念イベントを
社員を巻き込む「機会」に変える
ゼロイン
主な支援内容
  • 独自フレームによる課題の整理
  • コンセプト設計
  • イベント当日の運営支援
例えばこんな状況
事業承継や代表交代を機に、
創業者の思想や理念を、
次世代に継承したい
受け継いだ想いを
次世代へ伝える「仕組み」を作る
パラドックス
主な支援内容
  • MVVの作成
  • 評価項目の精査
  • マネジメントポリシー作成