ブランコ

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ブランコは、福岡と東京を拠点に企業のブランディングを手がける会社です。ブランド調査から戦略立案、制作、効果検証までを一貫して担い、200社以上の支援実績を公表しています(2026年8月時点公式HPで確認)。ビジョン・ミッション・バリューの策定やブランドブック・社内報の制作など、理念を社内に届けるためのメニューを揃えている点が特徴です。

本記事ではブランコの特徴や支援事例などをまとめています。

※参照元:ブランコ公式HP(https://bulan.co/)
ブランコ公式HPキャプチャ画像
引用元:ブランコ公式HP
https://bulan.co/

ブランコの
インナーブランディングの特徴

6つの工程で
ブランドを組み立てる

ブランコはブランディングを6つの工程に分けて進めます。Brand Identity(強みの整理・定義)/Segmentation(市場の分類)/Targeting(対象の選択)/Positioning(差別化軸の設定)/Tactics(KGI・KPI設定と実行)/Check(データ検証)という流れで、感覚的な議論になりがちなブランドづくりに手順を持ち込む考え方です

インナーブランディングもこの工程の中に位置づけられており、自社の歴史や企業理念を見つめ直して強みを言語化するところから始まります。最後のCheckでは経過観察とデータ分析を行うと明記されており、施策を出しっぱなしにしない設計になっています。

理念を社内に届ける
制作物を自社で揃えられる

ブランコが公表しているサービス領域は12種類あり、そのうちビジョン・ミッション・バリュー策定、ブランドブック制作、社内報制作、サイン・看板、イベント企画、動画制作は、いずれも社内へ理念を届けるための手段です。

言語化した理念を冊子・掲示物・映像といった複数の形に落とし込めるため、「策定はしたものの社員が読む機会がない」という状態を避けやすくなります。ロゴやWebサイト、パッケージなど社外向けの制作も同じ会社で完結するので、社内と社外で表現がちぐはぐになりにくい点も利点といえるでしょう。

つくって終わりにせず
運用まで伴走する

ブランコは、ブランドを「つくっただけで終わらせず運用まで行うこと」を重視すると公式HPで説明しています。実際の支援では、月1回の定例ディスカッションを継続し、Webサイトの改善提案や認知度向上の施策提案を続けている事例が公開されています。

また、社員定着率や愛社精神といった定性的な要素についても数値化して評価する姿勢を示しています。理念浸透は成果が見えにくい領域だけに、継続的に状態を確認しながら進められる体制は検討材料になります。

参照元:ブランコ公式HP(https://bulan.co/ja/branding)

ブランコの
インナーブランディング
コンサル事例

※以下の事例の内容および数値は、各社公式HPに掲載されている情報を2026年8月時点で確認したものです。

ブランコの公式HPには「インナーブランディング」だけを切り出した事例ページはありません。ただし、公開されているリブランディング事例の中に、理念の策定とその社内浸透までを含むものが確認できます。ここではその事例を紹介します。

創立50周年を機に理念を
つくり直し、社内へ届けた|電産

ブランコ事例画像1
引用元:ブランコ公式HP
https://bulan.co/ja/portfolio/densan

ビジョン・ミッション・
バリューが運用されて
いなかった

電子基板を手がける電産からブランコに寄せられたのは、「社内と社外の双方に効果のあるリブランディングを行いたい」という相談でした。創立50周年を控えるなかで、ビジョン・ミッション・バリューが運用されておらず、会社の理念が組織に浸透していない状態が課題として挙がっていたのです。

ブランコはまず、東京オフィスでのワークショップから着手しました。企業の強み・会社の歴史・主力製品である基板の機能や特性まで、支援側の関係者全員が電産を深く理解するところから始め、現状把握と目標設定を行っています。その後、複数のワードを提示しながら打ち合わせを重ね、表現パターンの異なる複数案からビジョン・ミッション・バリューを固めていきました。

ブランドブックと社内ポスター、
周年イベントで自分ごとに

策定した理念は、社内で運用されるところまで設計されました。実施されたのは周年イベントの開催、ブランドブックの作成、社内向けポスターの制作です。従業員が理念を自分のこととして捉えられるよう工夫したと説明されています。

ブランドブックは代表へのインタビューをもとに構成され、ビジョン・ミッション・バリューの共有に加えて、代表の想いや会社の将来像が言語化されました。新しいロゴマークは「柔軟な発想で未来をつくる」というミッションに沿ってAkko書体をベースに開発され、斜体と小文字を用いて未来への進行と親しみやすさを表現しています。プロジェクト後も月1回の定例ディスカッションが続けられています。

参照元:ブランコ公式HP(https://bulan.co/ja/portfolio/densan)

3回のワークショップで
事業の再定義から
現場の備品まで|
共栄ビル・パートナーズ

ブランコ事例画像2
引用元:ブランコ公式HP
https://bulan.co/ja/portfolio/kyoei-building-partners-corporation

「ビル管理会社」という
認識と実態がずれていた

共栄ビル・パートナーズでは、事業領域がビル管理だけでなく資産管理を含めた長期的な顧客関係へと広がっていました。ところがその実態が関係各社に十分伝わっていないことが課題になっていたのです。

ブランコは調査分析と戦略立案を行いながら、ワークショップを3回実施しました。ブランドビンゴ、セグメント分析、ブランドポジショニング戦略、ペルソナ設定といったテーマを扱い、自社をどう定義し直すかを社内で議論する場をつくっています。

ロゴから制服・オフィスサインまで、
社員が日々触れる形に落とした

言語化したブランドは、社員が日常的に目にする形へ広く展開されました。ロゴマークの「O」は「和・輪・縁」を内包するモチーフとして、顧客との縁を大切に育てる姿勢を表しています。展開されたのは名刺・リーフレット・挨拶状・封筒などの紙媒体、オフィスサイン、制服、ゴム印、バインダー、ステッカー、ブランド紹介動画など。会社説明会の設営まで含まれています。

公式HPでは、数年にわたる継続支援を通じて段階的にブランドが浸透し、応募者の質の変化と業績の向上を実感していると紹介されています。ロゴやWebサイトだけで終わらせず、現場の備品にまで一貫した表現を届けた事例といえるでしょう。

ブランコは
理念づくりから制作物まで
一社にまとめたい
企業に適している

ブランコは、ブランド調査から戦略立案、制作、検証までを手順化して進めるブランディング会社です。

ビジョン・ミッション・バリューの策定に加えて、ブランドブック・社内報・サイン・動画といった理念を社内へ届けるための制作物を同じ会社で揃えられる点が強みです。電産や共栄ビル・パートナーズの事例に見られるように、言語化した理念を掲示物・冊子・制服・イベントといった具体的な接点へ落とし込み、その後も定例で伴走する進め方をとっています。

理念の策定と、それを社内に届ける制作物の準備をまとめて任せたい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。一方で、インナーブランディング単独の事例は公式HPで公開されていないため、社内浸透に絞った実績を詳しく知りたい場合は直接確認することをおすすめします。

当メディアでは、ブランコのほかにもインナーブランディングを支援するコンサルティング会社を紹介しています。コンサル導入を検討している方は、ぜひ他社の特徴や事例もあわせてご覧ください。

ブランコの会社概要

会社名ブランコ株式会社
所在地福岡ヘッドオフィス:福岡県福岡市中央区西中洲12-25 岩崎ビル6階
代官山ブランチオフィス:東京都渋谷区代官山町9-1 B1
設立2006年4月
電話番号092-791-9755(福岡)/03-6675-3824(東京)
URLhttps://bulan.co/
状況別インナーブランディングコンサル会社3選
例えばこんな状況
M&Aやグループ統合で生じた
理念・文化の隔たりや、
意識の違いを解消したい
バラバラな組織に「共通基準」
設計して浸透まで伴走
アイディーエイ
主な支援内容
  • 柔軟なプロセス設計
  • ブランドステートメント作成
  • 視覚化による浸透と外部発信
例えばこんな状況
周年・記念イベントにおいて
社内に一体感を持たせ、
ロイヤルティを高めたい
記念イベントを
社員を巻き込む「機会」に変える
ゼロイン
主な支援内容
  • 独自フレームによる課題の整理
  • コンセプト設計
  • イベント当日の運営支援
例えばこんな状況
事業承継や代表交代を機に、
創業者の思想や理念を、
次世代に継承したい
受け継いだ想いを
次世代へ伝える「仕組み」を作る
パラドックス
主な支援内容
  • MVVの作成
  • 評価項目の精査
  • マネジメントポリシー作成