理念・文化の隔たりや、
意識の違いを解消したい
設計して浸透まで伴走 アイディーエイ
- 柔軟なプロセス設計
- ブランドステートメント作成
- 視覚化による浸透と外部発信
AGEHA(株式会社揚羽)は、コーポレート・インナー・採用・サステナビリティなど複数の領域でブランディングを手がける会社です。920社を超える企業の支援実績※を公表しており(2026年8月時点公式HPで確認)、東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所ネクスト市場に上場しています。定性・定量の調査による言葉づくりから、映像・イベントの制作、社内での浸透活動までを一貫して担える体制が特徴です。
本記事ではAGEHAの特徴や支援事例などをまとめています。
AGEHAは、定性・定量調査による言葉づくりから制作、社内の浸透活動までを一貫して支援します。経営理念やブランドを、従業員が体現する組織へ導くことを掲げるインナーブランディングコンサル会社です。
理念策定と浸透施策を別々の会社に依頼すると、策定時の意図が施策側に伝わりきらないことがあります。調査から浸透まで同じチームが担うことで、掲げた言葉と社員が受け取る表現のあいだにずれが生じにくくなる設計です。
AGEHAが得意とするのは、機能的な説明ではなく情緒に届く伝え方です。メッセージの伝え方やデザイン・映像演出を通じて、従業員の認知・理解にとどまらず共感や行動変容を促すことを狙います。
実際の支援では、社員が登場する映像コンテンツ、周年記念式典、表彰イベント、社内向け情報サイトといった手段が使われています。理念を文章で配るだけでは届きにくい層に対して、映像やイベントという別の入口を用意できる点が強みです。
AGEHAの支援領域は、コーポレートブランディング、インナーブランディング、サステナビリティブランディング、採用ブランディング、商品・サービスブランディング、デジタルマーケティングに及びます。
公開されている事例を見ると、コーポレートとインナー、インナーと採用のように複数領域をまたぐ案件が多くを占めます。理念浸透が採用の訴求力や人的資本経営の情報開示にもつながる場面では、社内向けと社外向けを同じ軸で設計できることが利点になるでしょう。
商船三井さんふらわあは、2023年10月に商船三井フェリーとフェリーさんふらわあが統合して生まれた会社です。新たに策定したミッション・ビジョン・バリューをどう浸透させるかが課題でした。
難しさは勤務形態にありました。社員約550名のうち半数以上が船に乗り込んで勤務しており、拠点も全国に分散しています。夜間航行が中心で昼間は休憩時間にあたるため、一堂に集めた説明会という手段が現実的に取れませんでした。グループ会社や代理店スタッフへの浸透も必要な状況です。
AGEHAが提案したのは「自分ごとつなぎ」というコンセプトでした。ミッション・ビジョン・バリューを、社員一人ひとりの経験や想いを通じて紐解いていく映像です。
出演者は船乗組員と陸上勤務者から、年齢・勤務地・職種・男女比を考慮して12名を選定。撮影は本社、各地の拠点、フェリーふ頭、船内、デッキといった実際の業務現場で行われました。構成は社長メッセージのパートと社員コメントのパートの2部です。YouTubeでの限定公開後、中期経営計画の発表にあわせてイントラネットでも配信されました。
公式HPによると、アンケートでは99%以上が「共感できた」と回答。グループの運送会社の社員からは「海運会社の一員という実感が湧いた」という声も上がったと紹介されています。経営企画部の北川龍志氏は「初めての取り組みで、正直不安なところもありました。ですが、社員から高く評価されているので、安心しましたし、MVV浸透に確かな手応えを感じています」とコメントしています。
東京建物グループでプロパティマネジメント事業を展開するプライムプレイスでは、社員数が10年で倍増し、全国の拠点に分散していました。全社での接点は年1回のオンラインミーティングのみという状態です。
加えて、2015年に策定したミッションは商業施設を中心とした内容で、オフィス分野への進出など広がった事業を十分に表現できていませんでした。現場感覚を重視する社員と、中長期の成長を見る経営層のあいだに視点のギャップがあることも課題として挙がっています。
AGEHAはまず7名の社員へのヒアリングで現状を把握しました。そのうえで、部門・階層を横断するワークショップ形式でミッションの改訂とブランドスローガンの策定に取り組んでいます。期間は約5ヶ月間、2〜3週間のペースで進められました。
2025年10月には全社員がリアル参加する2日間の周年記念式典を開催。社員からエピソードを募る「プライムストーリー」の企画では約100件が集まり、3本の映像コンテンツと20件の会場展示になりました。
公式HPによると、対面開催について「非常に価値を感じた」「ある程度価値を感じた」の合計は97.8%。担当した木村朋起氏は、当初の提案に感覚のずれを感じたものの「自分たちが会社のことを十分に言語化し、伝えきれていなかった」と気づき、地道な対話を重ねたことがより良い提案につながったと振り返っています。
メンバーズでは社員数が1,000名以上から2倍以上へと急増し、新しく入った社員の多くにミッション・ビジョン・バリューが浸透していない状態が生まれていました。経営層との接点も減少しており、理念を語る機会そのものが不足していたのです。
取り組んだのは、社内表彰イベント「Social Value Award」の企画・運営でした。ミッション・ビジョン・バリューを体現している社員を表彰する場を、理念に触れる機会として設計し直すという発想です。
2024年はRESONANCE、2025年は「High Definition」をコンセプトに掲げ、理念への理解度を深める設計が組まれました。オープニングムービーでは「あなたの心を震わすものは?」と参加者に問いかける構成が採られています。
あわせてリアルタイムで参加者のコメントが表示される機能を導入し、ハイブリッド配信によって全社へ波及させました。公式HPによると、実施後のアンケート結果は前年から改善したと紹介されています。
執行役員の早川智子氏は、理想の姿を「各現場が日々の業務と社会課題解決の結びつきを自発的に築き、その成果を発表する形」と語り、アワードが出発点ではなく各チームの取り組みを加速させる到達点となるよう進化させていきたいとコメントしています。
AGEHAは、調査による言葉づくりから映像・イベントの制作、社内浸透までを一貫して手がけるブランディング会社です。
商船三井さんふらわあの事例では船上勤務が中心で集合できない550名へ映像で、プライムプレイスの事例では全国に分散した社員へ2日間の式典で、メンバーズの事例では急増した社員へ表彰イベントで理念を届けています。いずれも「集まれない」「接点が減った」という制約を前提に、届く形を設計し直している点が共通しています。
拠点分散やシフト勤務、急激な人員増加によって理念を伝える機会が持てない企業、周年や統合といった節目を控えている企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。
当メディアでは、AGEHAのほかにもインナーブランディングを支援するコンサルティング会社を紹介しています。コンサル導入を検討している方は、ぜひ他社の特徴や事例もあわせてご覧ください。
| 会社名 | 株式会社揚羽(AGEHA Inc.) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 八丁堀トーセイビルⅢ 3F |
| 設立 | 2001年8月 |
| 電話番号 | 03-6280-3336 |
| URL | https://www.ageha.tv/ |