理念・文化の隔たりや、
意識の違いを解消したい
設計して浸透まで伴走 アイディーエイ
- 柔軟なプロセス設計
- ブランドステートメント作成
- 視覚化による浸透と外部発信
入社直後は、社員が自社のブランドや理念に触れる重要な機会です。オンボーディングにインナーブランディングを組み込むことで、新入社員が組織文化にスムーズに馴染み、早期離職の防止につながることも期待できます。本記事では、オンボーディングに組み込みたい浸透コンテンツと設計のポイントを解説します。
オンボーディングとは、新入社員が組織に定着し、活躍できるようになるまでを支援する一連のプロセスです。事務手続きや業務スキルの習得だけを目的にしがちですが、この時期は、理念やブランド価値観への理解を深める重要なタイミングです。
インナーブランディングをオンボーディングに組み込むとは、パーパスやバリューを「入社時に一度説明する」のではなく、体験・対話・視聴などを通じて、理念や価値観を具体的に理解できるようにする設計を指します。入社後の組織への適応や、理念・価値観の理解を支える施策です。
創業ストーリーやパーパスに込めた想いを、経営層自身の言葉で語る動画です。文章だけでは伝わりにくい理念策定の背景や経営層の考えを伝えやすいことが特徴です。多拠点で採用する場合でも、理念や経営層のメッセージを同じ内容で伝えやすく、入社時の理解をそろえるのにも役立ちます。
行動指針やブランドの世界観をまとめた冊子・カードを配布し、なぜその価値観を大切にしているのかを丁寧に説明します。単に配布するだけでなく、具体的な行動例や実際の業務との関係を説明することで、理念やバリューをより身近に捉えやすくなります。日常的に見返せる形にしておくことで、配属後に理念や行動指針を振り返るきっかけにもなります。
先輩社員が自分の言葉で理念や日々の実践を語る座談会は、抽象的な理念を実際の仕事と結びつけて理解する助けになります。例えば、バリューを意識して仕事をした経験や、判断に迷った場面などを共有してもらうことで、理念が日常業務でどのように表れるのかを具体的に知ることができます。同期同士で価値観について語り合うワークも有効です。
自社らしさを言語化するワークや、バリュー体現行動を考えるケーススタディなどを通じて、新入社員自身が理念や価値観について考える場を設けます。例えば、実際の業務で起こりそうな場面を題材に「自社のバリューに沿って行動するならどうするか」を考えることで、理念を具体的な行動に置き換えやすくなります。参加者同士で考えや意見を共有する時間を設ければ、他者の価値観や自社らしさについて理解を深める機会にもなります。
入社時は覚えることが多く、理念関連の情報だけを大量に投下しても記憶に残りません。入社時にはパーパスやバリューの概要、配属後には具体的な行動例など、優先順位をつけて時期を分けて伝えることが大切です。最初からすべてを理解してもらおうとせず、業務経験に合わせて少しずつ理念への理解を深められるように設計しましょう。
入社1カ月、3カ月、半年など節目ごとに理念を振り返る機会を設けることで、日々の業務のなかでも理念や価値観を意識しやすくなります。例えば、理念やバリューを実践できた場面や、判断に迷った場面を振り返ることで、入社時に学んだ内容と実際の業務を結びつけられます。上司との1on1や同期との振り返り会など、既存の機会に組み込む方法もあります。
オンボーディング前後で、理念・バリューの理解度や自分の業務との関連性についてアンケートで確認し、コンテンツの改善につなげましょう。例えば、「理念を自分の言葉で説明できるか」「自分の業務とバリューの関係を理解しているか」などを確認します。回答結果から理解が不十分な項目や、実務との結びつきが弱い項目を把握し、研修内容やワークショップのテーマを見直すことで、オンボーディングの継続的な改善につなげられます。
オンボーディングは、入社後に社員がブランドや理念に触れる重要な接点です。動画・冊子・対話・ワークショップを組み合わせ、配属後のフォローまで含めて設計することで、理念浸透と早期定着を支えられます。設計から運営まで自社で回すのが難しい場合は、インナーブランディングコンサル会社の支援も検討してみてください。